町田 文化
公開日:2026.10.15
高ヶ坂の陶芸家・一法師さん 相模原の土で作品
高ヶ坂で教室を開いている陶芸家の一法師和晃さんが、石老山(相模原市緑区)の土を用いた作品作りに挑戦している。得意とするのは、ベースとなる陶器の表面を、磁器に含まれる成分などでコーティングする「白化粧」という技法。石老山の土で作った陶器に上手く白化粧を施す手法が確立しつつあるという。来春の商品化を目指す。
自然に魅せられて
一法師さんが町田に教室を開いたのは2000年。指導の傍ら、自身でも陶器を作り続け、8年前に現在の場所に教室を移した。
長く活動を続けるうちに芽生えたのは「近隣地域の土を使ってみたい」という思い。益子焼、信楽焼など有名な陶器は、場所と結びつく。その地の土が原料となるからだ。陶芸家として近場の土に関心を寄せるのは自然な流れだった。
そこで、東京多摩地域や神奈川県山間部の土を調査。その中から、石老山に目を付け、2024年に工房を作った。「石老山の土には、丸みがかった石が混じっている。鋭すぎる石が陶器に混じると凹凸ができ食器に適さない一方、土中に石があるのは自然なことなので、そのまま作品にしたいという思いもある。石老山の石は混じっていても食器として使える丸みがあることが特徴です」
また、得意の白化粧で石老山の自然を表現したいという考えもある。「厳しい環境の山。そうした一面を器に閉じ込めたい」。今後はさらに色のパターンなどを増やし、来春の販売開始を目指している。「いずれは地域の焼き物と認知され、地元の誇りとなるようなものにしたい」と展望を語る。
ピックアップ
意見広告・議会報告
町田 ローカルニュースの新着記事
コラム
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!












