黒塀の会用
「御座敷にお伺いしたこともある。自分も応援したい。力になれれば」。刺繍をした散田町の大神田芳子さん(英大商事)はそう話す。刺繍は芸者衆が企画した秋冬マスクに施された。文字は「kurobei」。芸者衆を支える集まり「八王子黒塀に親しむ会」のためのマスクだ=写真。
会では夏に引き続き、コロナ禍で仕事を失う芸者衆の支援にとマスク100枚を購入した。マスクは集まった際のお土産用にするそう。
「いつも支えていただいている感謝の気持ち」と、刺繍は置屋菊よしの小太郎さんが考えた。小太郎さん自身が名前刺繍入りのマスクをもらったことがあり、「まごころを実感」したからだ。小太郎さんは「このマスクも我々のことをよく理解していただいている呉服屋さん(きものにしわ)ら、たくさんの方々のまごころが重なっています」と話した。
一般販売も
なお刺繍が入っていないマスクは一般販売されている。M、Lサイズがあり価格は980円。今回の秋冬用は藍染めとなっている。在庫がなくなり次第終了。
問い合わせはにしわ【電話】042・625・0019、または八王子三業組合【電話】042・622・5191へ(10月末までの期間限定)。
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