八王子 社会
公開日:2026.05.07
八王子市 市内樹木を一斉点検 都内事故受け 6月末まで
都内の公園で倒木が相次いでいることを受け、八王子市は市内全域の樹木を対象とした一斉点検を4月から実施している。3月に世田谷区内の公園で倒木による負傷者が発生した事態を重く見た措置で、事故の未然防止を図るもの。
点検は市が管理する公園・緑地、道路、学校施設の樹木を対象に行われている。このうち道路の街路樹については、過去に倒木や落枝などによる事故が発生した道路にあるエンジュやケヤキ、サクラ類など約5800本と、同じ種類の街路樹、緊急輸送道路などの幹線道路や通学路にあたる45路線の約1万本を対象に、4月13日から点検を開始している。すでに「万葉けやき通り」では、老木化のためケヤキ2本を伐採する緊急対応を行った。
公園や緑地についても4月17日に指定管理者へ作業指示が出されており、過去に事故があった樹種や、これまでの点検で経過観察としていた約350本を中心に点検を進めている。また、学校施設内の樹木についても同日付で全小中学校に通知され、グラウンドや体育館などの児童・生徒が利用することが多い場所の点検作業が始まっている。
市は一斉点検を6月末までに終える予定で、市民の安全確保を最優先に進めていく方針。一斉点検について初宿和夫市長は「世田谷区の事故を対岸の火事と思わず、施設管理の責任として市民を守る取り組みを行っていく」と話している。
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