市立渋谷中学校(小川輝夫校長)で21日朝、全校生徒約360人が通常より1時間ほど早い朝7時に登校し、1時間目の授業で金環日食を観察した=写真。
生徒が手にしている観察用のメガネは、「普段から地域に貢献している全校生徒に」と高座渋谷駅前のイオン大和店(内田宏店長)が寄贈した。
7時10分過ぎ、校庭に集まった生徒を迎えたのはどんよりとした曇。期待と落胆が入り混じる校庭に歓声が響いたのは、中心食が始まった朝7時30分ごろだった。3年生の天野聡美さんは「私たちの子孫も見れないかも知れない金環日食。それも奇跡的に見られてとても感動しました。メガネをくださったイオンの人にも感謝したい」と話していた。
市内で唯一、始業時間を早め全校生徒による観察を決めた小川輝夫校長は「みんなで見たほうが楽しいでしょ」と、満面の笑みを浮かべていた。
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