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公開日:2026.06.12

大和市在住の12歳・赤羽深鳥さん ”イモムシ博士”初登壇 「共育セミナー」で最年少講師

  • 飼育しているイモムシを手にする赤羽さん

    飼育しているイモムシを手にする赤羽さん

 大和市在住の赤羽深鳥(あかはねみどり)さん(12)がこのほど、深見西のベテルギウスで開かれた「共育セミナー」の講師を務めた。一般むけにこのセミナーを行っている市民活動センターによると、通算115回におよぶこのセミナーで、赤羽さんは最年少の講師だったという。

 この日は「イモムシと暮らすと人類は幸せになる!!」と題して講演した。およそ40人の参加者を前に、赤羽さんはこれまで研究してきた経験や心理学の視点を用いて「イモムシがいる生活」の幸福感などについて紹介。「イモムシ沼にはまってみませんか」と呼びかけた。

 会場には赤羽さんが飼育している実際のイモムシが展示され、カイコの繭や、赤羽さんがノートに書き溜めてきた研究の成果なども紹介された。

 セミナーに参加した市内在住の女性は「疑問をそのままにせず、自分で納得のできる答えを見つけようとする探求心が素晴らしいと思う」と赤羽さんの姿勢に感銘を受けていた。

 赤羽さんは講演を終え「多くの人が参加してくれてうれしい。イモムシに興味を持ってもらえた」と笑顔をみせた。

「将来はカイコの研究を」

 赤羽さんがカイコに興味を持ったのは2歳のころ。市郷土民家園で展示飼育されていたカイコを見て「葉っぱをムシャムシャと音を立てて食べているのがかわいかった」と振り返る。

 幼稚園生のころには、郷土民家園で行われたイベントで分けてもらったカイコを自宅で飼い始め、観察日記を記録するようになった赤羽さん。小学2・3年生の時には「自然科学観察コンクール」で入賞。現在はおよそ9種類のイモムシを飼育している。

 「よちよち歩いている姿や、生きるのに一生懸命な姿がとてもかわいい」と赤羽さんは話し、「将来は大学でカイコの研究をたくさんしたい。いつか、本を出版できたら」と目標を語った。

 赤羽さんの取り組みを支援する父・一俊さん(57)は「研究してきた内容を話す機会がなかなかないため、共育セミナーの場で発表できてよかった」と目を細めた。

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