改正道交法12月1日施行 自転車も左側通行に 大和警察署「まずは周知の徹底を」
12 月1日から改正道路交通法が施行され、自転車が通行できる路側帯は左側に限られることになった。罰則規定もあるが、周知の遅れなどから、大和警察署では「当初は指導の形をとり、段階的に進めていきたい」と話している。
この改正は自転車同士の衝突事故の減少などを目的に定められたもの。これまでの道交法では自転車が左右どちらの路側帯を走行するかが定められていなかったため、「左側に限る」と規定し、違反者には「3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金」の罰則も設けられた。
大和警察署では今後、小学校や老人クラブで行う自転車運転教室などで啓発チラシを配布し、周知をはかる。また、11日から始まる「年末の交通事故防止運動」の一環として、21日には大和市や警察外郭団体らと協力し、イトーヨーカドー大和店で啓発キャンペーンを行う。
大和警察署交通課の調べでは、11月末までに管内で発生した自転車の人身事故は315件。事故全体の25%を占めている。「自転車は原則として左側通行と認識してもらい、少しでも交通事故減少につなげていきたい」と同課の鈴木秀美課長は話している。
今回の改正道交法施行では、ブレーキがない自転車や、無免許運転を助長する行為も新たに規制された。
大和自校でも啓発イベント
大和市内の3ロータリークラブと大和自動車学校が共催するイベント「交通事故撲滅大作戦」が12月8日(日)に大和自動車学校(深見西)で開かれる。
これは子ども達や高齢者に正しい交通ルールを学んでもらうことを目的としたもので、スタントマンによる交通安全教室、トラックの死角体験、女性白バイ隊によるデモ走行などを見ることができる。また焼鳥やカレーなど模擬店も並ぶ。
時間は午前9時から午後2時まで。参加希望者は当日直接会場へ。大和駅西口交番前から無料送迎バスもあり。問い合わせは大和自動車学校/【電話】046・262・1212へ。
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