東急田園都市線と小田急江ノ島線の駅として、1日あたり約15万人が利用している中央林間駅の前に建つ東急中央林間ビルが3月28日(水)、中央林間東急スクエアとしてリニューアルオープンする。建物内には、市の図書館や子育て支援施設など3つの公共施設も設置され、市が「北のまち」と位置づけて進めている中央林間駅周辺の街づくりの一翼を担う。
3月28日にリニューアルオープンするのは、「中央林間とうきゅう」として1985年から営業する地上3階建ての東急中央林間ビル。目玉は、ビル3階に市立中央林間図書館、子育て支援施設、市役所中央林間分室の公共施設3つがオープンする点となっている。
4月1日(日)から開館する図書館は、通路に面した壁や仕切りを設けない造りとなる。また、通勤・通学で駅を利用する社会人や学生が好む資料構成を意識した蔵書や、図書館内での会話や隣接するカフェなどで購入した飲み物の持ち込みを可能にするなど、商業施設内に自然に溶け込む新しいタイプの図書館をめざす。
同じく1日に開所の子育て支援施設は駅前という立地を生かし、【1】幼稚園児などを対象に出勤時から通園バス到着前までと、幼稚園終了後から退勤時までの間、子どもを預かる送迎ステーショーン【2】満1歳から未就学児までの子どもを1日4時間まで預かる託児【3】子育て相談の事業を行う。
2日(月)からは、市役所中央林間分室もオープン。住民票の写しや印鑑登録証明書の交付などを行う。
市では2015年10月に「中央林間地区街づくりビジョン」を策定。同地区を「南のまち」の高座渋谷駅周辺、「中央のまち」の大和駅周辺に続く、「北のまち」と位置づけて街づくりを進めており、今回の3施設設置もその一環となる。
35店舗が出店
公共施設スペース以外では、全面改装される東急ストアのほか、雑貨や衣料品、サービステナントなど35店舗が出店。内外装も街並みに溶け込むことをめざし、ナチュラルな素材感を生かしたデザインとなる。
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