大和市議選
「令和」の顔ぶれ決まる
投票率は過去最低を更新

　市長選と同じ４月21日投開票で行われた大和市議会議員選挙では、現職23人、元職２人、新人３人の28人が議席を獲得した。投票率は市長選同様38・41％で過去最低を更新した。

元職２・新人３が議席女性議員は７人に

　今回の市議選には現職25人、元職２人、新人８人の35人が立候補した。

　トップ当選は、４年前に続き現職で無所属の古谷田力氏で３４５６票を獲得。最多当選回数は大波修二氏で９回目。４年前の選挙で維新の党から立候補した佐藤正紀氏は今回、立憲民主党から立候補し、３期目の当選を果たした。同党の議席獲得は初。

　元職で、前回涙を飲んだ山本光宏氏は復活。同じく元職で４年前の市長選に出馬した安藤博夫氏は、県議選に鞍替えした１９９５（平成７）年以来、24年ぶりに市議の議席を獲得した。

　新人で議席を獲得したのは、自由民主党の福本隆史氏、神奈川ネットワーク運動の布瀬惠氏、国民民主党の野内光枝氏の３人だった。

　国民民主党は初議席、神奈川ネットは２００７（平成19）年以来の３議席獲得となった。また布瀬氏、野内氏の当選で、女性議員は７人となった。

現職は２人落選共産は議席半減

　一方、現職では無所属の渡辺伸明氏と共産党の佐藤大地氏が議席を獲得できなかった。共産党は、県議選に出馬した宮応扶美子氏に代わり立候補した新人の佐野昭広氏も落選。改選前の４議席を半減させる形となった。

　投票率は38・41％で過去最低だった４年前をさらに更新、初めて40％を割り込んだ。

臨時議会は５月９日、定例会は６月３日から

　なお、５月９日（木）午前９時から臨時会を開会する予定。議長、副議長の選挙や常任委員会、監査委員等の選任などが行われる。

　６月議会は６月３日（月）開会の予定。