市内中央林間の自社敷地内で製造工場の建て替えを進めていた三機工業株式会社(長谷川勉社長)は9月2日、搬送機器の主力生産拠点となる新工場『大和プロダクトセンター』の起動式を行った。
大和プロダクトセンターは、コンベヤなど物流システムを担う搬送機器の製造工場。概要は地上2階建で、敷地面積10984平方メートル、延床面積7611平方メートル。新しい生産管理システムやWebカメラ、独自の空調システム「ペリループ」などを導入。生産性や品質、開発能力の向上を実現した。
1962(昭和37)年に大和市内に工場を竣工、コンベヤの生産を開始した同社は、2016(平成28)年から大和地区内の再開発計画を進めていた。昨年6月、日本生命と地区内の土地賃貸契約を開始、11月には研究所と研修施設を一体化した「三機テクノセンター」を完成させていた。
長谷川社長は「生産拠点であるプロダクトセンターの完成で、事業の変化やシステムの老朽化、労働環境の改善などを目的にした大和地区の再開発が完結した」と報告。新工場は翌3日から本格稼働した。
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