神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
大和版 公開:2020年10月23日 エリアトップへ

大和シルフィード プロリーグ参入ならず 来年9月開幕

スポーツ

公開:2020年10月23日

  • X
  • LINE
  • hatena

 来年9月に開幕するサッカー女子プロリーグ「WEリーグ(一般社団法人日本女子プロサッカーリーグ)」の初年度参加の11チームが15日発表され、参加申請をしていた大和シルフィードの初年度参入は見送られた。

大和なでしこS席数満たせず

 WEリーグの初年度参加には、シルフィードを含む17団体が申請していた。参加には、プロ契約選手の人数やスタジアムの規模などに加え、「役職員の50%以上が女性」など独自の基準などを基に選考がなされた。

 シルフィードは、WEリーグ参入基準を満たすため、10月1日に大和シルフィード株式会社を設立。プロ化推進対策室室長の大多和亮介氏を社長に据えたが、基準の一つである「5千席の個席を備えたホームスタジアム」の基準をクリアできなかったことなどから初年度からの参加はならなかった。

 新会社の会長でNPO法人大和シルフィード・スポーツクラブの加藤貞行理事長は、WEリーグ参入に向けた活動に対する支援や協力について謝辞を述べたが、「残念」と肩を落とした。プロリーグ参入を呼び水に、「大和出身の選手を呼び戻したり、ビッグスポンサーを獲得したり」と青写真を描いていたが、叶わなかった。次年度以降の参入については「準備を進めていく」と前を向いた。一方で、要件クリアのための課題の一つであるスタジアムについては「引き続き改善の可能性を模索していく」と協力を求めた。

一部昇格可能性選手流出懸念も

 初年度からのWEリーグ参加チームは、上表の11チーム。なでしこリーグ1部から7チーム、2部から2チームが参加。Jリーグのサンフレッチェ広島は、新たに女子チームを発足、大宮アルディージャは、なでしこリーグ2部の十文字VENTUSを母体にチームを発足して参戦する。当面は下部リーグへの降格は実施しない。

 プロリーグ創設で、現在のなでしこリーグは、アマチュアリーグとして、女子リーグの中で厳格に一線引かれることになる。なでしこリーグは現在、1部、2部に各10チーム、チャレンジリーグにが12チームが所属する。このうち大宮アルディージャを含む10チームがWEリーグに参戦することから、来年はリーグを再編成し、新たに10〜12チームの2部制になることが予想される。今シーズンの成績次第だがシルフィードは、来年1部に昇格する可能性が高く、選手にとってはシーズン後半戦のモチベーションの高まりに期待がかかる。一方で、WEリーグへの流出やその逆など選手の移籍が活発になる可能性もある。

 なおシルフィードは、今シーズン終了後、来年1月を目処にトップチーム事業を株式会社へ移管。現在のチーム運営母体であるNPO大和シルフィード・スポーツクラブは、地域総合型スポーツクラブとして存続。スポーツスクールを中心に引き続き事業を展開していく。

大和版のトップニュース最新6

成年後見の窓口を新設

大和市社協

成年後見の窓口を新設

月2回、専門家も対応

4月19日

助成申請は226件

自転車用ヘルメット

助成申請は226件

努力義務化から1年

4月19日

全国俳句大会で最高位

下鶴間在住佐藤直哉さん

全国俳句大会で最高位

3万句超、2人の選者から

4月12日

部活動の地域移行を推進

大和市

部活動の地域移行を推進

日体大と連携協定

4月12日

吉村選手が得点王

大和高女子サッカー部

吉村選手が得点王

全国選抜大会で10ゴール

4月5日

「包括支援係」を新設

複合的な福祉課題に対応

「包括支援係」を新設

4月5日

大和市で葬儀なら、地元「ふじみ式典」

地域顧客満足度NO.1店を目指す創業35年以上の葬儀社です。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

綾瀬で初公演

ロジェ・ワーグナー合唱団 好評発売中

綾瀬で初公演 大和市文化

心に響くゴスペルなど

4月28日~4月28日

大和版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook