市内上草柳在住の佐藤心雄さん(40)が12月13日に開催された「第19回検見川クロスカントリー大会」で10Km・40歳以上の部に出場、35分58秒の記録で優勝した。佐藤さんは、39歳以下の参加者を含めた総合記録でも、1位と4秒差の2位だった。佐藤さんは「良いトレーニングができていたので、予想より良いタイムでゴールできた」と満足そうに語った。
佐藤さんは中学1年生から陸上競技を始め、現在は、「タムタムランニングクラブ」を主宰し、小中学生を中心に、走る楽しさを伝えている。これまでにもビーチラン日本選手権を始め、数々の大会で優勝。一昨年には年代別で争われるマスターズで、M35(35〜39歳)の5Kmで日本記録を樹立している。
トラック競技の5000m、ロードレースの5Km、10Kmを中心にレースに参加している佐藤さん。例年は月1〜2回のペースでレースに出場していたが、昨年は新型コロナウイルスの影響で大会が激減。「陸上競技を始めて以来、過去にない」というほど、半年以上レースに参加できなかった。
今年はレベルアップのため、1月に30Km走、2月にはフルマラソンに挑戦する。夢は、年代別で争われる世界マスターズのクロスカントリーでの金メダル。M40クラス(40〜44歳)の中では最年少。チャンスも増える。コロナ禍で、昨年関西で開催予定だった世界大会は今でも再開が見通せない状況だが、来るべき時を見据え、鍛錬を続けていく。
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