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大和 トップニュース教育

公開日:2022.03.04

南林間小学校
花火で卒業を祝う
6年生保護者有志と地域で実現

  • 夜空の下に「ありがとう」の文字が浮かんだ



 南林間小学校6年生の保護者有志が2月26日、3月に卒業する同学年児童のために花火を打ち上げた。当日は児童92人が参加。花火が全て打ち上がった後「ありがとうございました」と児童からの感謝の声が大きく響いた。





 この日のために集まった保護者有志は8人。





 コロナ禍で、運動会をはじめ音楽会などの学校行事を経験することなく卒業する子どもたちを「喜ばせたい。大人が本気で取り組む姿勢を見せたい」との思いから、2021年11月から同企画が動きだした。





 有志以外の保護者から寄せられた「打ち上げ花火の参加対象が6年生とその家族だけなのはなぜか」「花火以外の卒業企画もあるのでは」といった様々な意見にも一つひとつ丁寧に対応。また近隣への迷惑を考慮し、事前告知や学区のある西北自治会、卒業生の保護者らに交通整備の協力を求め準備を進めた。





 当日は打ち上げ花火75玉に加え、ナイアガラ、噴水、文字花火の仕掛け花火などが校庭で鮮やかな華を咲かせた。





 有志代表を務めた村山多恵子さんは「みんなが大きくなってくれたから、こんな楽しい企画が生まれました。保護者のみなさん、地域のみなさん、本当に多くの人の力をお借りして実施できました」と挨拶。また娘の舞羽(まう)さんは「お母さんが電話をしたりあちこち出掛ける姿をみて頑張ってくれているんだなって。5、6年生の思い出がコロナで色々なくなっちゃったけど今日は本当に心に残ったし、感動しました」と興奮した様子をみせた。

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