中学生の硬式野球チーム「神奈川大和ボーイズ」(林洋行監督)が9月23日、東日本選抜大会の県予選で横浜青葉ボーイズと対戦し5対1で勝利し、2年連続2回目の本戦に駒を進めた。
3年生が引退し、1・2年生29人で臨んだこの大会。(公財)日本少年野球連盟ボーイズリーグに加盟する県内29チームが4枚の切符を争った。
「体格に恵まれ打力のあった3年生と比べて、スター選手不在」と林監督が表現する現チームは、長打に頼らず犠打や盗塁を重ねて得点を目指す「つなぐ野球」を徹底し、試合に臨んだ。
この方針が奏功したのか、初戦の横浜南ボーイズ戦は4対3で逆転勝ち。公式戦4連敗の相手からの初白星となった。
躍進は止まらない。2回戦は、今年5月の2年生大会で完敗した横浜都筑ボーイズを8対5で撃破。3回戦で勝利した横浜青葉ボーイズにも今大会が初勝利となった。
準決勝では、過去3回すべてコールド負けの湘南ボーイズと対戦。勝利はならなかったが、4回終了まで同点で渡り合うなど、粘りを見せた。
四番打者としてチームを牽引する根本奨大(しょうた)主将(上和田中2年)は大会を振り返り「一人ひとりがチームのためにつなぐことを徹底できたことが勝因」と振り返った。
チームで唯一1年秋からレギュラーを務める篠田葵瑠(まもる)副主将(つきみ野中2年)は、50mを6秒65で走る韋駄天。今大会では3回戦までに6つの盗塁を記録。成功率は100%だった。本戦に向け篠田副主将は「引き続きつなぐことを意識したい」と意気込んでいる。
「第34回日本少年野球東日本選抜大会」は10月8日から福島県で開催。地区予選を突破した関東、東北の32チームが出場。神奈川大和ボーイズは初戦で上里北武ボーイズ(埼玉)と対戦する。
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