60歳以上の高齢者によるスポーツ・文化の祭典「ねんりんピックかながわ2022 太極拳交流大会」が11月13日、大和スポーツセンターで開かれた。当日は都道府県と政令指定都市から56チームが参加。神奈川県代表として出場した大和市内で活動する「ウィングフラッシュ」が、2019年に開かれた和歌山大会の成績を上回る成績で悲願の優勝を遂げた。
ウィングフラッシュ(大野麻美監督)は和歌山大会で、大和市の出場チームの過去最高成績2位に入賞。1位のチームに0・02点の僅差で敗北を喫したため、大野監督は「次の大会では優勝を果たし、地元開催の2022年にはディフェンディングチャンピオンとして、ライバルチームを迎えたい」と抱負を語っていた。しかし、20年、21年と新型コロナウイルス感染症の影響で大会が延期、3年越しに優勝を果たした。
今大会は大野監督をはじめ天野光さん、佐藤明さん、高橋純臣さん、多田傑さん、多田美保子さんはいずれも和歌山大会にも出場したメンバー。2位以下8点台の中で全チーム唯一の9点台を出すも、メンバー全員が「普段よりも出来が良くなく、実力の8割の力しか出せなかった」と反省の言葉を口にする。
大野監督は「練習量では、どのチームにも負けない自負がある。練習は裏切らない、ということを証明できたと思う」と力強くコメントした。
なお交流会場には選手を含め3968人が来場した。
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