大和市柳橋に製造工場「神奈川技術センター」を持つ「共同カイテック株式会社」(本社/東京都渋谷区・吉田建代表取締役社長)の工場である綾瀬プラントで11月15日、ベトナム企業経営者を支援する機関「ベトナム日本人開発インスティチュート」(VJCC)が実施する支援メニューのである「経営塾」の総仕上げとしてベトナム企業経営者の視察が行われた。
同社によると、今回の視察は綾瀬市からの依頼を受け、また同市に製造拠点を持つ同社の地域貢献の一環として実施されたもの。同市は2018年度からベトナムとの「経済交流事業」や「外国人技能実習生受け入れ事業」に着手しており、19年度にVJCC経営塾の本邦研修の受け入れを開始した。今回の市内参加企業は同社を含め10社。
当日は、ベトナムから製造や電気、ガス、建設、卸売りなどに携わる経営者22人が参加。一行は製造所内を見学し、視察後の質疑応答では「清潔に保たれている秘訣は」「製造上でミスを犯したら個人を責めますか」など活発な質問が飛び交った。
今後も
研修会を終え同社の上之門センター長は「研修に来ていただいた皆様にとって少しでも収穫の多い時間であるとともに、継続的な交流会、協力ができれば幸いと感じている」と話した。
同社では今後も、同様の取り組みに積極的に参加し、日本の製造業が誇る技術力を発信していく方針だ。
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