市文化創造拠点シリウスで実施される催しの補助や、施設運営のサポートなどを行う市民ボランティア制度「やまとみらいパートナー」が、今秋に開始から1年を迎える。8月18日にはボランティアが自主企画した催しが初めて開かれるなど、市民有志の取り組みが広がりをみせている。
「やまとみらいパートナー」は、シリウスやポラリスなど7施設の指定管理を担う「やまとみらい」が行っている。「市民のやりたいを叶え、文化の創造発信につなげる」ことを目的に現在、公募で集まった20〜70代の14人が活動している。
これまで、やまとみらいまつりで行われたワークショップやイベント補助のほか、市民まつりのバルーンアートコーナーで来場者と交流するなど活躍の場は多岐にわたる。ボランティアの佐野千枝さん(52)は「さまざまなイベントに参加してきた。来場した人たちに笑顔で喜んでもらえることにやりがいを感じる」とその魅力を語る。
市民ボランティアによる初の自主企画として、18日にシリウスで開催された「み〜んなのちょこっと縁日」は、メンバー内で「酷暑の中でも安心して遊べる場所を提供したい」と企画された。当日は約270人が参加し、涼しい空間でバルーンアート体験や釣りゲームを楽しんだ。
やまとみらいの森貴志さんは「市民ボランティア制度が始動し、1年以内で自主企画のイベントを開催できたのは大きな前進」と話した。佐野さんは「市民ボランティアによる企画として開かれ、準備から当日まで楽しくできてよかった」と達成感をにじませ、今後にも意欲をみせた。
活動説明会
来年度の新規メンバーの募集に伴い、活動説明会が9月14日(土)にシリウスで行われる。午前10時〜11時。(問)【電話】046・259・7592
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