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大和 文化

公開日:2026.05.15

「ラッキーボックス」活躍中 美化の輪、広がりに一役

  • 清掃活動を終えて「ごみゼロ」のポーズで記念撮影をする大学生ら=4月26日・大和駅前

    清掃活動を終えて「ごみゼロ」のポーズで記念撮影をする大学生ら=4月26日・大和駅前

  • 大和駅前に設置されている「ごみ拾い専用回収箱」(写真右は小島啓義さん)

    大和駅前に設置されている「ごみ拾い専用回収箱」(写真右は小島啓義さん)

 「ラッキーボックス」の愛称が付けられた「ごみ拾い専用回収箱」が大和駅前に設置され、5月上旬でおよそ半年が経過した。市民の美化意識の向上だけでなく、市外からもこの専用回収箱を頼りに清掃活動に訪れる人が現れるなど、美化の輪は広がりをみせているようだ。

 ごみ拾いを「運気を上げる」行動と位置づけ、「LUCKY GET 大作戦」と銘打つ清掃イベントなども行う大和市は昨年11月、相鉄線改札を出てすぐの交番近くに「ラッキーボックス」を設置した。「道に落ちているごみを見過ごさず拾ってもらおう」というのが狙いで、市民の美化意識の向上を期待しながら市職員が手作りした。

特徴は「データ化」

 回収箱の特徴の一つは、集められたごみの量がリアルタイムで集計される点だ。市内桜森の(株)ケイ・システム(小島啓義代表)が開発・販売する「企業の体重計」が回収箱に搭載。ごみの量が種類別に自動計算され、データ化される仕組みで、蓄積されたデータは専用回収箱の周知強化などに役立てられている。

産官学が一体で

 日ごろから市の美化事業に協力する同社の小島さんのもとに学生団体から打診があったのは、今年4月。地域貢献活動を主体とするインカレサークル・神奈川大学生会がネット上のニュース記事で小島さんと専用回収箱を知り、清掃活動で専用回収箱を使わせてほしいと依頼した。

 この依頼を快諾した小島さんや市の担当職員は当日、およそ20人の学生たちと合流。市はごみ袋などを提供するなど学生たちに協力した。駅周辺やふれあいの森で集められた空き缶やたばこの吸い殻、紙くずなどはおよそ2キロにのぼった。

 専用回収箱を起点に、美化の輪の広がりを感じさせた今回の事例を振り返り、小島さんは「(専用回収箱が)市外の学生さんたちのごみ拾い活動につながったことはうれしい。今回はまさに産官学一体の取り組みだったのでは」と総括した。

 当日のごみ拾いに参加した市環境・公害対策課の担当者によると、設置から半年が経った専用回収箱の認知度も上がっているといい、「ごみを拾ってラッキーボックスに入れてくださる方も多くなった」という。

 地域の美化活動に際して同課の担当者は「ごみ拾い活動を行いたいという市民の方がいらっしゃれば、今回同様に協力させていただきたい」と話している。

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