公益社団法人大和法人会の会長に就任した 磯部 芳彦さん 座間市ひばりが丘在勤 67歳
意志あれば道開く
○…大和・座間・海老名・綾瀬の企業約2700社が加入し、税の啓蒙を目的とした公益社団法人のトップに就任。副会長の顔ぶれも大きく変わり、コロナ禍での船出とはなるが「『税のオピニオンリーダー』として社会に貢献し、県央エリアを時代の変化に順応できる経済圏にしていくため、新体制の役員一丸となって努めていきたい」と意気込む。
○…積年の課題は会員数の減少。「企業の発展にプラスになるというメリットが浸透していない」と現状を語る。4年前からは商工会議所、商工会と共催したビジネスマッチングが始動し地元企業との人脈がもてるだけでなく、経営の合理化にもなると好評だ。「コロナ禍でも『入っていてよかった』と実感してもらえるよう、SNSなどを活用した新たな形の企画も構想していきたい」
○…三菱ふそうトラック・バスの新車の運搬を核とした総合物流会社を経営する父の跡を兄と二人で継いだ。三菱側から「シェアの低い場所で販売会社を」と頼まれ、1978年に日産の企業城下町である座間市に店舗を立ち上げた。アフターパーツメーカーも設立するなどものづくりへの思いも人一倍。「店舗のアンケートボックスは、チタン合金で自作したんですよ」とほほ笑む。
○…しゃんと伸びた背筋にたくましく太い腕。中学・高校で打ち込んだ剣道は、40歳を過ぎてから再開し現在まで続けている。七段の腕前で、昨年「教士」の称号を授与された。剣道で培った一意専心の精神で、地域経済の発展に向けても気合十分だ。「学生の頃は勝つことばかりに夢中だったが、今は品格など『道』を究めることを考えるようになった。ただ、技が決まったときの快感は何歳になっても変わらないですね」
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