海老名・座間・綾瀬 教育
公開日:2023.07.14
中央農高
アヒル活躍中
循環型や無農薬栽培学ぶ
県立中央農業高校の水田で、アヒルのヒナが青々とした苗の間を泳いでいる。同校畜産科で、アヒル農法の研究に取り組んでいる3年生の土屋郁弥さんと山崎遥さんが6月27日に生後20日前後のひな24羽を放った。
アヒルたちは雑草や害虫を食べて、フンは肥料になるという。泳ぐことで泥をかき回して苗に酸素を供給するなど、生育を手助けしている。
同校では、循環型農業や持続化を学ぶ機会の一つとしてアヒルやアイガモを使った米づくりを行ってきた。イタチやハクビシンなどの害獣に狙われて20羽のひなが全滅した経験もある。
水田には害獣対策として防護ネットが張られており、「命に関わることだから」という理由で、生徒が自主的に休日返上で見回りも行っている。前田俊之教諭によると、アヒルやアイガモを使った米づくりは無農薬による栽培ができる一方、費用や手間がかかることから、県内では取り組む生産者が少ないという。
生徒らは秋に約500キロの収穫を見込んでおり、同校の文化祭で「中農アヒル米」として一般向けに販売予定という。土屋さんは「お米は毎日食べるものだから手間を惜しまず、無農薬の良さを多くの人に伝えたい」と話していた。
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