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緑区 経済

公開日:2026.06.04

進取の精神/地域の挑戦者を紹介 看護で地元中山に貢献

  • 愛すべき中山、看護で貢献 (写真1)

  • 愛すべき中山、看護で貢献 (写真2)

 進取の精神で、未来に向かって果敢に挑戦する人を紹介するコーナー。成し遂げたいこと、転機となった出来事、人柄を紹介する(敬称略)。

〈相原元気(まさき)・44歳〉

 ○…言語聴覚士の経験を積むため、特色の異なる病院を渡り歩いた20数年。急性期、回復期、慢性期といった各病期の患者を看てきた。「病院では治療を優先させるので『好きなものを食べたい』というニーズがあっても応えられない。どんな生活を送りたいか、医療者の価値観を押し付けるのではなく患者本人や家族の思いを充足させたい」と今年5月、地元中山に訪問看護ステーション「いろとりどり」を立ち上げた。嚥下やコミュニケーションの支援に専門性のあるスタッフと共に「色とりどりな生き方をサポートしていく」。

 ○…「中山はまち全体が心地よい」。寺山保育園、中山小・中出身で、幼い頃に見た情景は今も心に残る。「商店街や駄菓子屋のおじいちゃん、おばあちゃんの雰囲気が素敵だった。昔からこのまちに貢献したいと思っていた」。中学生のときに言語聴覚士が国家資格になり「生きる上で根幹となる食べることや話すことを支援できる」と大学に進み資格を取った。

 ○…2040年、日本の高齢者の割合はピークに達し、約35%になると言われている。現役世代の負担感が増すことで対立感情が生まれ「高齢者や障害者など社会的弱者に対して排他的な社会になってしまわないか」と危惧を抱く。会社では将来的に、学校の空き教室などを活用した『看護小規模多機能型居宅介護』の運営を構想する。「小さいころから高齢者に手を差し伸べる優しさを育むことで、世代を超えて皆で支え合える地域にしていきたい」

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