厚木・愛川・清川 人物風土記
公開日:2018.06.01
厚木市文化協会の会長に4月1日付けで就任した
榊原 勇城(ゆうき)さん
飯山在住 80歳
「文化の街 厚木」をめざして
〇…「榊原さん?知ってるわよ」と声が聞こえてきそうだ。市内のイベント会場では間違いなく見かける。ビデオカメラ片手に、時に司会もこなす。市民レポーターとしても有名な御仁。弊紙にも数々登場いただいているが、満を持しての人物風土記登場だ。
○…4月1日付で厚木市文化協会の会長に就任。同協会は短歌会、美術会、民謡協会、書道協会、俳句協会などなど、市内22の文化団体が加盟する。会員らはそれぞれの団体の活動に加え、毎年秋に開催される市民文化祭へ参加するなど、文化を嗜み、楽しみ、人生を豊かに送っている。「“文化の街 厚木”をめざしたいですね。それぞれの文化活動を通して厚木をPRできたら。市外からも多くの人を招きたい」と抱負を語る。
○…愛媛県出身。高校では美術部の部長を務め、多摩美術大学油絵科へ進学とともに上京。卒業後はテレビ局や大手広告代理店に勤務し、総合ディレクターとして東奔西走。文化イベントやスポーツイベントをはじめ、約2000本のテレビCMの企画制作に携わった。常に「新しい、面白い」を探して生きてきた。定年退職後にじっとしていられるはずもなく、市民レポーター歴は15年以上、友好都市・秋田県横手市の友好親善大使、市文化協会に加盟する美術会の会長も務める傍ら、公民館やカルチャーセンターなどでの水彩画教室も主宰する。
○…トレードマークのベレー帽もコレクション多数。ダンディな口ヒゲは代理店時代から。セルフプロデュースもお手の物。齢80を迎え、精力的に活動するそのバイタリティに感服。「何事にも興味を持つ、身体が健康でいることが、心が健康でいられる秘訣」。生涯現役、人生、かくあるべしと肝に銘じた。
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