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厚木・愛川・清川 教育

公開日:2021.12.03

クラーク記念国際高校
消費者トラブル学ぶ
18歳成人へ向け出前講座

  • 契約についての説明を聞く生徒

 民法改正により2022年4月1日から成年年齢が18歳に引き下げられることを受け、クラーク記念国際高校(厚木市旭町)で11月24日、「契約と消費者トラブル」を学ぶ出前講座が行われた。

 講座を受講したのは、同校の2年生。消費生活相談員の佐々木規行さんが講師を務めた。佐々木さんはこれまでのデータを示し、「成年に達した途端に悪質業者のターゲットになり、消費者トラブルが急増する」と説明。「正しい判断力を持って賢い消費者になることが大切」と続けた。特に、クレジットカードの利用について注意を促し、「クレカは一時的な借金。使いすぎて支払い不能が3カ月続くとブラックリストに載ってしまう。使いすぎないように」と念を押した。さらに、人間関係につけ込むマルチ商法の仕組みなども解説した。

 講座を受けた林華冬(はると)さん(17)は「クレカはあまり使わずに現金を使っていきたいと思った。友人からお金の話が出たら警戒しなくちゃいけない。これからは責任を持たないといけないし、消費者トラブルを学ぶ良い機会だった」と話した。

 厚木市によると、22年4月1日時点の市内の18歳は2134人、19歳は2205人、計4339人が10代で成人となる(厚木市が住民基本台帳人口から算出)。

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