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公開日:2023.10.06
愛川町議選
28歳新人がトップ当選
投票率は過去最低40.43%
任期満了に伴う愛川町議会議員選挙(定数14)が10月1日に投開票され、新人の茅大夢氏(28歳・無所属)が同町議会史上最年少で当選を果たした。投票率は前回(2019年43・54%)から3・11ポイント減の40・43%で記録が残る1969年以降で最低となる。
今年3月に可決した議員定数改正条例案で16人から14人になり初めての町議選は3人が引退し、現職12人、新人5人の17人が立候補した。当選者は現職11人、新人3人。党派別では公明党3議席、日本共産党が3議席、自由民主党が1議席を獲得した。
午後10時30時すぎ、茅大夢氏のトップ当選が伝えられると、選挙事務所に集まった支援者から喜びの声があがった。茅氏は1995年生まれで、立候補者の中で最年少の28歳。弁護士業務に従事している。
選挙期間中は、経済振興や交通機関の利便性向上、子育て支援ほかを掲げ町民に訴えてきた。茅氏は「社会保障や税制など国政のニュースに関心を持ち、世の中を変えたいと最初は漠然と思っていた。思っているだけでは変わらない、自分でやってみようと1年前に決めた」と立候補のきっかけを語った。
これから取り組む課題については「高齢者が多く住む町なので、移動手段は重要。買い物は30分、帰りのバスは数時間後に来るという声を聞いた。交通機関の利便性向上につなげるために、町内循環バスの路線見直しや増便、現在80歳以上対象のタクシー利用券の年齢制限撤廃を目指したい」と話した。
現職の中でトップ、全体では2位の渡辺基氏は1056票を獲得した。高齢者福祉の充実や防災対策の強化などを訴えてきた。「日常生活での困りごとなどで苦労する高齢者が多く、支援の必要性を感じている。デマンドタクシーの実現や老朽化した町役場の建て替えなど町民が安心して暮らせる町づくりに向けて活動していく」と決意を語った。
新たな任期は、10月15日から27年10月14日。新しい顔ぶれで行われる臨時会は10月16日に開かれる。正副議長の選任などが行われる。
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