戻る

厚木・愛川・清川 教育

公開日:2025.08.21

古い蔵でエコ暮らし体験
親子で学ぶ昔の知恵

  • 文政蔵の説明をする内田代表

  • 五右衛門風呂と二宮金次郎像

 厚木市の市民団体「エコ・アップ・あつぎ」(内田善久代表)は8月8日、厚木市報徳会事務所の「文政蔵」で「夏休みこども向けイベント〜古い蔵で昔の生活を体験〜」を開催した。厚木市環境市民学習講座の一環で、親子連れ5組12人が参加した。

 このイベントは、江戸時代後期に建てられた蔵を電力会社に頼らない「準オフグリッド建築」で改修した「文政蔵」を舞台に、環境保全に対する意識の啓発と、率先して行動できる人材の育成を目的に企画された。

 当日は、内田代表がカーボンニュートラルへの取り組みなどを交えて蔵を説明。参加者は井戸ポンプでの水汲みや、冷水を利用したミストシャワー、壁冷房など、エアコンに頼らない冷却システムを体感し、「冷房がないのに外より涼しい」と驚きの声を上げていた。

 さらに、太陽光を利用するソーラークッカー製作や、直径1メートルを超える五右衛門風呂の湯沸かしも体験。子どもたちは大きな風呂を興味深そうにのぞき込み、その大きさに圧倒されていたほか、展示されていた二宮金次郎像に興味津々の様子だった。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

厚木・愛川・清川 ローカルニュースの新着記事

厚木・愛川・清川 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS