厚木・愛川・清川 人物風土記
公開日:2025.10.24
第38代愛川町議会議長に就任した
山中 正樹さん
愛川町中津在住 62歳
学びと思いを両輪に
○...町議会議員6期目にして初めて議長に就任した。「昭和38年生まれで38代議長。覚えやすくて良い」と笑う。県内の開成町などを始め、全国で議会改革が進む現状を踏まえた上で、広聴活動に加え、今後は広報活動にも力を入れていく。「今は切り取りで物事が判断される時代。現場に足を運んで実際の雰囲気を感じてもらいたい」。議会や議員の活動について、より関心を持ってもらいたいと意気込む。
○...川崎市多摩区の出身。茨城大学工学部に進み、まちづくりや行政計画などを学んだ。卒業後は都市計画のコンサルタント企業に就職するも、交通政策を学び直したいと成城大学大学院に。東京工業大学大学院を経て豊橋技術科学大学に勤めた。市民団体が行った公募に手を挙げて、38歳の時に愛川町長選に挑戦。落選するも「この町と人をもっと知りたい」との思いから根を下ろし、2年後に町議選で初当選を果たした。
○...最近の趣味は将棋と卓球。さらに20年以上前から合唱にはまり、愛川混声合唱団や志おん混声合唱団のメンバーとしても活動中だ。11月22日に行われる愛川町合唱祭に向けては、新たなアンサンブルグループを立ち上げ、ステージにも立つ。3ステージで6曲を披露する予定だが、「練習する時間が足りないのが悩み」と苦笑い。
○...座右の銘は論語の「学びて思わざれば、すなわちくらし、思いて学ばざれば、すなわちあやうし」。勉強したことをうのみにするだけでは身につかず、考えてばかりで学ばなければ危険である、というような意味で「政治家になる前から常に胸に刻んでいる」。愛川町の将来についても、智恵次第で伸びる可能性を感じている。「真面目で意欲のある議員が育っている。町の人と共に前に進めていきたい」
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