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公開日:2025.11.28

湘北短大
京都府と就職支援協定
県内の短大では初

  • 協定書を交わす安村課長(左)と高橋理事長

 湘北短期大学(厚木市温水、高橋洋理事長・学長)は11月21日、京都府と就職支援協定を締結した。この協定は、同大学では自治体との初めての就職支援協定であり、神奈川県内の短期大学としても初の締結となる。

 協定は、京都府商工労働観光部が主導する総合就業支援事業「京都府ジョブパーク事業」に賛同して行われたもので、これにより京都府と就職支援協定を締結した大学・短期大学は全国で106校目、首都圏では27校目となる(11月21日時点)。

 湘北短期大学は、ビジネス、DX、ライフスタイル、保育の4分野を持つ県内唯一の男女共学の総合短期大学。この協定の締結により、学生のインターンシップ先や就職先の拡大、特に総合ビジネス・情報学科の観光コースなどの学生にとって大きな機会となることが期待される。

「視野が広がる」

 協定締結式には同大学の高橋洋理事長・学長や豊永和範事務局長、京都府からは商工労働観光部雇用推進課の安村真課長や同課の加藤博課長補佐兼係長らが出席。安村課長から高橋学長に協定書が手交された。

 協定締結後、高橋理事長は「京都府との協定は大変光栄なこと。学生のほとんどが神奈川県内で就職をしている現状から選択肢が増える。学生にはこれを機会に、全国や世界にも目を向けてほしいと思っている」と話し、安村課長も「湘北短大の学生は人間力があるのが特長だと聞いている。観光業だけでなく、広い分野で即戦力になりうると思うので、京都でもその力を発揮してほしい」と呼び掛けていた。

 安村課長によれば、京都府は人口に対する大学生の数が約1割で日本一。一方で京都府で就職する学生の率は16・6%と深刻な人手不足が続いているという。

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