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厚木・愛川・清川 人物風土記

公開日:2026.08.28

灯ろう流しを催した「明るい社会づくり運動厚木市協議会」で会長を務める 沼田 幸一さん 厚木市下古沢在住 81歳

  • 沼田 幸一さん (写真1)

笑顔で照らす奉仕の心

 ○…夏の風物詩として定着している「相模川灯ろう流しの夕べ」。8月22日に行われた第31回大会を主催した「明るい社会づくり運動厚木市協議会」の会長を務める。当日は突然の雷雨に見舞われたが、来場者を最優先に式典を短縮して臨機応変に実施。「楽しみに来た方が無事に流せて本当によかった」と、温和な笑顔で安堵の表情を浮かべる。同会では献血や清掃活動なども精力的に行っている。

 ○…厚木市下古沢で生まれ育つ。PTAや消防団など、地域活動に汗を流してきた。「人のために動くことが好きで、体が自然に動く」と白い歯を見せる。自宅の敷地で珠算から英数、ピアノ教室まで行う塾を営む傍ら、54歳から20年間にわたり厚木市議会議員を務め、議長の重責も担った。長年、市政の発展に尽力してきた経歴を持つが偉ぶる様子は微塵もなく、常に周囲に気を配り、穏やかな口調で語りかける姿が印象的だ。

 ○…「人の喜ぶ顔を見るのが何より嬉しい」と心から話す人柄は周囲を明るく照らす。同会では近年、環境問題に着目した「ソーラークッカー」の製作講座を公民館で開催。子どもたちが自然の力と触れ合う体験を提供している。「次世代を担う子どもたちのために、長く続く活動にしたい」と、その眼差しは優しく力強い。

 ○…多忙な日々の中、趣味の歌や民謡など音楽を楽しむ時間が心を癒す。健康維持のために毎日のラジオ体操とウォーキングを欠かさず、健康第一を実践する。また、毎日の日記を欠かさないなど筆まめな一面も持つ。81歳を迎えた今も、「地域のためにできることがあれば何でもやっていきたい」と意欲は尽きない。生粋の奉仕精神と温かな笑顔で、これからも地域を牽引する。

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