伊勢原 トップニュース社会
公開日:2026.06.05
伊勢原警察署 災害対策チームを発足 独自の編成は県内初
伊勢原警察署(筧貴弘署長)がこのほど災害対策に特化したチーム(Isehara Saigai taisaku Team/略称IST)を編成。5月29日に同署で発足式が行われ、式典後には隊員による訓練の様子も披露された。
近年激甚化、頻発化が顕著になっている風水害。さらに県西地域で最大震度6強の揺れが想定される神奈川県西部地震等に対する備えが求められる中、2年前に発生した能登半島地震では陸路が寸断されるなど、応援の警察救助隊が被災地に到着するまで、かなりの時間を要したという教訓を残した。こうした事例から同署は、発災初期の段階で、伊勢原警察署が現有する資機材を活用し、一人でも多くの人を生存救助することなどを任務とする、同署独自のチームを編成した。警察署が災害警備に特化したチームを独自で編成するのは県内初。
気象庁による新たな防災気象情報の運用開始と同時にスタートした同チーム。「県警本部の危機管理対策課長を務めていた頃から、災害救助チームの編成を長年の目標にしてきた」と筧署長。今回のチーム発足にあたり、伊勢原警察署員の中で山岳救助隊や機動隊勤務経験者が多数いることを知り、4月の署長就任直後から準備を急いだという。「間もなく台風の季節になる。一つの枠組みを作って市民に安心してもらうことが目的。チームに選ばれた署員は相当高いスキルを持っている。これからさらに高めていきたい」と語る。
式典後には、倒木などで寸断された道路の障害物を排除し、高所から要救助者を地上へ降ろす訓練を披露。筧署長は「初動の人命救助のタイムリミットは72時間と言われる。その間にどれだけの人を救助できるかが警察の仕事になってくる。そのためにチームを発足させた。消防や市と連携し、効率的に部隊が運用できるようにしていきたい」と期待を寄せた。
ピックアップ
意見広告・議会報告
伊勢原 トップニュースの新着記事
コラム
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











