横須賀版 掲載号:2012年4月27日号
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伝説のバンド「ジュリエット」のギタリストで、一夜限りの復活ライブに挑む 柴山 和彦さん 富士見町在住 59歳

感謝はギターでかき鳴らす

 ○…横須賀生まれ、ドブ板育ちのプロミュージシャン。歌手の沢田研二さんをサポートする「鉄人バンド」では、ギタリストとして東京ドームのステージもこなす。円熟の域にある演奏力も「表現の仕方をまだまだ模索中。何年やっても(ギターに)飽きることはないね」と永遠のロック少年然とした笑顔でさらり。今週末の29日には、中学校(常盤台中)の同級生で結成し、プロデビューのきっかけとなった伝説のバンド「ジュリエット」を一夜限りで復活させる。

 ○…「感謝と哀悼」のライブだという。ロックとバンドにのめり込んだ10代の頃。足繁く通った三笠通りの楽器店に兄貴肌のスタッフがいた。「ギターを買って金の工面に困っていると助けてくれたり、文化会館のステージに立たせてもらったり。その後の音楽の道を拓いてくれた」。その恩人が先月、闘病の末に逝った。今回のライブには同じ気持ちを共有するミュージシャン、かつてのミュージシャンが結集。感謝を音で表現する。

 ○…ギターを初めて手にしたのは小学5年生の頃。兄が購入したものをこっそりと拝借、次第にのめり込んでいった。中学に上がるとロックの洗礼を受け、高校時代はバンド活動に明け暮れた。主戦場はドブ板にあった米兵相手のバーやダンスホール。時代はベトナム戦争の真っ只中。「殺気立った雰囲気の中で演奏する緊張感と高揚感がたまらなかった」。”小さなアメリカ”での経験が自身の音楽の血肉となった。

 ○…今回の復活ライブ。

100人も入ればイッパイとなるステージは久しぶりだという。しばらくぶりの仲間ともギターを1発かき鳴らせば、あの頃に戻れる。「音楽で生きていくことしか考えていなかった」当時の自分の姿もよみがえる。楽器店はもう同じ場所にはないが、キラキラとしていた思い出は色褪せない。今は、原点回帰のステージに胸を躍らせている。
 

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