横須賀版 掲載号:2018年7月13日号 エリアトップへ

万代会館「学び舎」に 地元有志が庭園で体験事業

文化

掲載号:2018年7月13日号

  • LINE
  • hatena
実行委員の伊東さん(左)と青木幸子さん
実行委員の伊東さん(左)と青木幸子さん

 津久井にある茅葺き屋根の公共施設「万代会館」で、ワークショップイベント「万代テラコヤ」が7月21日(土)に企画されている。耐震診断のため今年4月から建物の供用が中止されており、利用者が減ることを危惧した地元有志らによるもの。「庭園の風情を活かした催しで、会館の存在を広く知ってもらいたい」と今後、季節ごとに年4回の開催を計画している。

 万代会館は帝国銀行や東京通信工業(現・ソニー)の会長を務めた万代順四郎・トミ夫妻が晩年暮らした日本家屋で、1980年に横須賀市へ寄贈された。2015年に市の計画で廃止の方針が打ち出されたが、地域住民などから存続を求める声が高まったことも受け、一転存続となった。

 建物は築60年超で、茅葺きだけでなくガラスや欄間の造作など、昭和の趣が随所に残されている。万代夫妻は当時、野菜や草花を育て、自給自足に近い暮らしぶり。地域の子どもとも交流があり、住民からは「万代先生」と呼ばれていたという。

 「”教育や福祉に役立てて”という寄贈の意図を守り継ぎたい」と地元有志らが企画したのが「万代テラコヤ」。現在、会館の建物自体は老朽化による耐震診断で供用中止の状態で、「存続が決まり利活用を協議している中、施設が使えないことで地域の人にも忘れ去られてしまう―と危機感があった」と実行委員のひとり、伊東ひろみさん。庭園は利用の制限がないことから、自然に親しむワークショップを企画した。「植物さんぽと押し花のしおりづくり」「竹細工で水鉄砲づくり」のほか、夫妻が養蜂も手掛けていたこともあり「ハチミツしぼり体験会」を行う(一部有料)。7月21日(土)午前10時から午後1時(雨天時は翌週に順延)。

南西RCも活用模索

 横須賀南西ロータリーでは地域活動の一環として、万代会館の「寺子屋」事業を計画しており、今後は地元有志の活動と協働で取り組んでいく方向。また、かつて万代夫妻がバラを育てていたことから、庭園内でのバラの植栽も考えているという。

横須賀版のトップニュース最新6

福祉・子育てに注力

横須賀市新年度予算

福祉・子育てに注力 社会

総合窓口開設、ひとり親支援など

2月21日号

賑わい創出に新機軸

市内2公園

賑わい創出に新機軸 経済

屋外映画やサウナ、スケート

2月21日号

アプリ活用し移動を支援

アプリ活用し移動を支援 社会

車いす利用者の乗り継ぎ利便向上

2月14日号

機能移転で既存棟解体へ

聖ヨゼフ病院新棟完成

機能移転で既存棟解体へ 文化

戦前の建築、凹曲面が特徴 

2月14日号

復興願い続けるつるし雛

復興願い続けるつるし雛 文化

有志が制作 被災地の子どもへ

2月7日号

還暦ギフトに「赤スカジャン」

還暦ギフトに「赤スカジャン」 文化

干支刺繍、ドブ板の服飾店開発

2月7日号

湘南国際村にレンタル農園

湘南国際村にレンタル農園 文化

民間警備会社が開設

1月31日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月21日0:00更新

  • 2月14日0:00更新

  • 2月7日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年2月21日号

お問い合わせ

外部リンク