近年、よく耳にする言葉が「保活」。保育所などの入所に関して、施設選びや預け方などを調べたり、自治体に相談したりすることを指している。待機児童の増加に伴い保活のタイミングが早まっており、産前や出産直後から下調べをする人も少なくない。
開園時間や給食の有無、自宅からの距離など優先したい事項は子どもの年齢や保護者の就労等によって異なる。保育・教育内容といった特色に目が行きがちだが、歩きや自転車、園バスなどどのように通園したいのか、実際にルートを辿ってみることも必要だ。園庭がない保育施設では園外の遊び場、給食・おやつの献立、安全への配慮なども見学の際には聞いておきたい。
ただ、保育所・幼稚園・認定こども園・家庭的保育や小規模保育など受け皿が増える一方、どれを選択すればいいのか、制度を含めて分かりづらいのが現状。保育所で0〜5歳まで、幼稚園で3〜5歳まで―と同じ園に通うケースだけでなく、例えば、0〜2歳まで小規模・家庭的保育に通い、3歳から預かり保育のある幼稚園やこども園、保育所に転園する―などの利用方法もある。
申請は各園へ
来年4月の入園・入所に関しては、10月から申し込みが始まる。私立幼稚園では、県下一斉で日程が決まっており、10月15日(月)から各園で願書を配布。11月1日(木)から入園手続き、受け付けを開始する。認定こども園の幼稚園利用(1号認定)も同様だ。
保育所・認定こども園(2号・3号認定)・小規模保育事業所・家庭的保育において、横須賀市では10月1日(月)から各施設で申請書類を配布し、第一志望の園で申し込みを受け付ける。保護者の就業証明書などが必要で期限は同月31日(水)まで。審査結果は来年1月末に市から郵送される。
保育利用に関する問い合わせは、市こども育成部教育・保育支援課【電話】046・822・9728
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