船越町3丁目付近で中断していた宅地開発が再び動き出そうとしている。名称は「(仮称)京急田浦駅前ニュータウン計画開発事業」。事業者は藤沢市に本社を置く株式会社丸山工務所で、約6万平方メートルの土地にマンション3棟411戸と戸建て住宅27戸が予定されている。
今月19日に開かれた横須賀市の「大規模利用行為連絡調整会議」の資料によると、計画地は京急田浦駅西側から船越防災トンネル付近に続く約6万平方メートルの敷地。事業者は藤沢市に本社を置く丸山工務所で、マンション3棟計411戸や戸建て住宅27戸のほか、コンビニエンスストア、保育園、公園を設ける計画となっている。また同事業の最終段階として、京急田浦駅の西側に改札口を設けてもらうよう京急電鉄株式会社と交渉する方向。上りホームに続くエレベーター・階段を設け、直接敷地に接続する計画だという。
約10年間の中断
京急田浦駅前の宅地開発事業は、2005年に別事業者が開発許可を取得した後、翌06年からマンション2棟に着工。樹木伐採、造成掘削等の段階まで着手していたが、当時の住宅販売の不動産会社が倒産したことによって、08年頃から工事が中断となっていた。
開発予定地に隣接する船越町4丁目在住の会社員は「やっと動き出したという印象。まちがにぎやかになってくれたらうれしい」と話した。
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