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旧光洋小跡地 マリンリゾートに転用 都内の事業者が開発計画

経済

掲載号:2019年7月19日号

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東京湾と漁港に挟まれた埋立地
東京湾と漁港に挟まれた埋立地

 児童数の減少などで2009年度末に閉校した旧市立光洋小学校(鴨居2丁目)の跡地で、宅地造成の開発事業が進んでいる。約1・7haの用地内に住居(7区画)のほかプレジャーボートの係留施設を併設する計画で、事業者によると来年12月末に竣工予定だという。

 旧光洋小の開校は1973年。県営かもめ団地の建設により人口が増えるなかで、同団地の横に71年、学校用地として埋め立て造成された。東京湾にせり出すような形で三方が海に囲まれた特徴的な立地。79年をピークに児童数が減少し始め、2009年度末で鴨居小と統合する形で閉校した。市は当初、跡地利用として貸し付けやマリーナなど護岸管理可能な用途を優先した売却を模索していたが、16年12月に用途目的を限定しない一般競争入札を実施。平塚の事業者が落札していた。

マリンレジャーの中心地

 現在進められている計画は、この会社から土地を取得した株式会社アイ・ディ・アイランドプラン(東京都渋谷区)によるもの。(仮称)横須賀鴨居プロジェクトとして、敷地約1・7haのうち、約1haを7区画の住宅用地として開発。各住居に直接アクセスできるプレジャーボートの係留施設を設けるという。

 計画地近くには、鴨居大室港のほかヨットやボートのクラブハウスもあり、同社担当者は「この場所は浦賀港の入口にあたり、三浦半島全域を含めて国内プレジャーボートの中心地という環境。これを利用し、将来的な港湾再開発のフラッグシップ的な存在になれば」と説明している。

 閉校後も継続していたグラウンドの地域開放は16年12月末で終了。17年9月には落札事業者が学校施設を解体しており、現在は更地の状態。開発行為の調整や許認可を経て、今年10月に着工する予定で、竣工は来年12月末としている。開発地域内から4万2300㎥という多量の土砂を搬出するため、事業者は工事計画について地域に事前説明を行っていくという。

難航する跡地利用

 市内では児童・生徒数減少により、学校の統廃合が行われているが、旧光洋小のように閉校後の跡地利用に時間がかかっているケースも少なくない。13年3月に閉校した旧平作小(平作)は、一昨年10月に中学校給食実施に伴う「給食センター」の用地として選定されたが、11年3月に閉校した旧上の台中(鴨居2丁目)は、これまで2回の入札を行うも不調に終わり、現在は”塩漬け”の状態。学校跡地は校舎の活用や解体のほか、立地による開発の制限もあり、計画策定の判断が難しいとされている。
 

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