横須賀版 掲載号:2019年8月9日号 エリアトップへ

「地域の魅力」体験で売る 収穫など産地ツアーが人気

経済

掲載号:2019年8月9日号

  • LINE
  • hatena
美味しいトウモロコシの見分け方を教える生産者。先月30日に長井の畑で行われた収穫体験
美味しいトウモロコシの見分け方を教える生産者。先月30日に長井の畑で行われた収穫体験

 横須賀・三浦半島で楽しめるローカルな体験企画を売り物にしたツアーが人気を呼んでいる。農漁業の現場を訪れて生産者と一緒に収穫や加工を行い、その場で食することもできる。横須賀市議会議員の嘉山淳平さんが約1年前に「シテコベ」(長井の方言で「やってみよう」の意)と名付けた会社を立ち上げ、ツアーの企画と運営を始めた。現在は嘉山さんの地元である長井を中心に展開しているが、地域の事情に精通した人たちと手を組み、多様な体験メニューを用意していく考えだ。

 地域の魅力体験サイト「シテコベ」のホームページ(【URL】http://www.shitekobe.com/)には、生産者とのダイレクトな交流を打ち出した種々のツアーが紹介され、募集が行われている。先月行われた「地元漁師と獲れたてタコの加工体験」「とうもろこしの収穫体験」は売り出してすぐに定員に達する盛況ぶり。自然を楽しみたいファミリー層からの反応が良いという。

 着想のきっかけは周囲から言われ続けてきた「長井には何もない」の声。その一方で長井海の手公園・ソレイユの丘に年間70万人、大型農産物直売所のすかなごっそに40万人の人出があり、市内の観光入込客数で長井は上位を占めている。嘉山さんの頭に、雄大な自然と多彩な農水産物を観光という視点でブランド化していく考えが思い浮かんだ。

 地元の生産者が発した「1個100円で出荷しているキャベツに付加価値をつけて1000円で売りたい」の声も後押しとなった。価格勝負から企画勝負への転換。収穫体験などをツアーにして売り出すことにした。

 「永続的な事業にするためには、生産者と体験者をつなぐコーディネーターの存在がポイントとなる」と嘉山さん。多忙を極める生産者がツアーの全てを賄うことは難しいため、集客や運営の担い手となる人材が欠かせなくなる。生産者に利益を還元していく仕組みも重要になるという。

 横須賀は東西南北で多彩な特色があり、嘉山さんはローカルな体験を農漁業以外でも展開していく考えだ。「海と風に恵まれた立地を活かしたウインドサーフィンにモノづくりの現場を訪れる工場見学など魅力的な体験メニューが企画できる」。こうした思いに賛同してくれる地域コーディネーターを求めている。

お中元商品受付スタート

豊洲市場を仕切る大卸ならではの品揃え。「本物の味」が直売所価格!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

横須賀版のトップニュース最新6

「運慶作」2駆を間近に

横須賀美術館

「運慶作」2駆を間近に 文化

鎌倉幕府と三浦一族の「仏像展」

7月1日号

全庁体制で災害対策強化

横須賀市

全庁体制で災害対策強化 社会

避難所開設や運営を見直し

7月1日号

三笠公園 リニューアルへ

横須賀市

三笠公園 リニューアルへ 社会

民間事業者にアイデア求め

6月24日号

さよなら、曲面の名建築

聖ヨゼフ旧病棟

さよなら、曲面の名建築 社会

築80年超の建物 7月末解体

6月24日号

機動救急隊 365日稼働へ

横須賀市消防局

機動救急隊 365日稼働へ 社会

南署へ配置、体制拡充

6月17日号

給食費「当面値上げせず」

横須賀市

給食費「当面値上げせず」 社会

物価高騰に食材変更で対応

6月17日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 6月24日0:00更新

  • 6月17日0:00更新

  • 6月10日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2022年7月1日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook