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横須賀シーガルズ 20年ぶり関東制覇 女子サッカー頂点めざし全国へ

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掲載号:2021年11月19日号

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試合終了後、ピッチの上で笑顔の花を咲かせた選手たち
試合終了後、ピッチの上で笑顔の花を咲かせた選手たち

 JFA第26回全日本U―15女子サッカー選手権大会関東予選会の決勝が11月13日、千葉県で行われ、横須賀・横浜を拠点に活動する「横須賀シーガルズMEG」が20年ぶりとなる優勝に輝いた。上位3校までは12月11日(土)に開催される全国大会に駒を進めることができ、選手らは「このまま勢いに乗って頂点に立ちたい」と意気込んでいる。

 クラブ創設は1977年で矢野喬子など"なでしこ"選手を輩出した名門として知られる。

 今大会は「華麗で優雅なサッカーで全国へ」と掲げるスローガンを体現したプレーだった。神奈川県第1代表として出場。トーナメント戦で24チームが競った。湘南ベルマーレなどJリーグ傘下のチームと激闘を繰り広げ、掴んだ決勝の切符。強豪・浦和レッズを前にフォワードの小松千夏さん(2年・平作在住)が堂々たるパフォーマンスを見せた。切れのあるフェイントで相手を翻弄し、縦横無尽にピッチを駆け上がりまず1点。続けざまにキーパーとディフェンダーの頭上にボールを浮かせた瞬間に背後へ回り込みシュート。そのままゴールネットを揺らした。ただこのままでは終わらせてくれる相手ではなかった。2―2同点で勝負の行方はPK戦に持ち込まれた。「絶対止める」。自信に満ちた顔で構えるゴールキーパーの清水唯菜さん(3年・池田町在住)が好セーブを連発。4―2で快挙を成し遂げた。

 「昨年の関東は初戦敗退で不完全燃焼に終わった。悔しさをバネにこの1年間苦しい練習によく耐えた」と称える代表の桑原由恵さん。週4〜5日、佐原のグラウンドなどで成長する選手たちを指揮してきた。

 目前に迫る全国に「とにかく攻め続ける」と選手らに気後れはない。「素直過ぎて自己主張が少ないことが課題。『勝ちたい』ではなく『勝つんだ』という強い心を育んでいる」と副代表で監督を務める堂下弥里さん。足元の技術のみならず、練習後に1人ずつスピーチをしてメンタル面を鍛えるなど自分たちのやるべきことに向き合っている。主将の吉田海結さん(3年)は「全国で私たちは無名な存在かもしれない。だからこそ番狂わせを起こしたい」と大舞台を見据える。

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