横須賀版 掲載号:2021年11月26日号 エリアトップへ

相模のとらふぐ 特産品化に一歩前進 「かながわブランド」新規登録

経済

掲載号:2021年11月26日号

  • LINE
  • hatena
釣り上げたとらふぐを水槽内で一尾ずつ隔離して出荷する
釣り上げたとらふぐを水槽内で一尾ずつ隔離して出荷する

 相模湾・横須賀沖で釣り上げられる「とらふぐ」が、神奈川県を代表する農林水産物や加工品を認定する「かながわブランド」に仲間入りした。県と生産者団体でつくる同振興協議会が11月4日に審査会を開き、新規登録した。とらふぐの漁期は11月中旬から3月まで。長井の漁師で構成する「相模のとらふぐ延縄漁業者グループ 福会」(漆山晃会長=人物風土記で紹介)は、知名度アップを図るとともに、冬場の漁業閑散期の収益源にしていく考え。

 とらふぐは、餌となるイワシやエビが豊富な漁場の利を活かし、長い縄にたくさんの釣り糸を垂らす「はえ縄漁」と呼ばれる手法で釣り上げる。これを「天然・釣物 相模のとらふぐ」と命名。グループには約15人の漁師が参加しており、長井発の地域ブランドとして定着させる。

 漁が始まった1995年頃は参入する漁師も少なく、十分な漁獲量がなかったが、県水産技術センターと連携し、稚魚の放流や産卵場所の解明、生態調査に挑むなどしてノウハウを蓄積。700g未満の魚を放流する資源管理も行ってきたことで、近年は年間3トン以上の漁獲量を確保できるようになった。「かながわブランド」は、統一の生産・出荷基準を守り、一定の品質を確保していることが認定条件となっており、これをクリアしている。活のよい状態で飲食店や消費者に届けることもウリの一つだ。漁場から首都圏の消費地が近いことに加え、魚同士の嚙み合いを防ぐため、鋭い歯を切除し、水槽内で1尾ずつ隔離することで輸送中のストレスを軽減する。「食べ方は刺身や唐揚げのほか、うまみ成分豊富な出汁を味わえる雑炊がおすすめ」と漆山会長。ただ、新型コロナの影響で宴会需要などが見込めず、昨年は漁そのものを見合わせた経緯があり、当面は収束状況をにらみながらの展開となる。県内の鮮魚店やネットショップで購入可能。横須賀・三浦の飲食店でも提供している。

本まぐろ直売所

豊洲市場を仕切る大卸ならではの品揃え。8月5日~15日は毎日営業

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

横須賀版のトップニュース最新6

地域共作の“武丸音頭”

武山連合町内会

地域共作の“武丸音頭” 文化

動画配信でお披露目

8月5日号

空間拡張、見せ方も工夫

YRP無線歴史展示室

空間拡張、見せ方も工夫 社会

校外学習の受け入れ強化

8月5日号

「九尾の狐伝説」続編創作

衣笠三雄堂書店

「九尾の狐伝説」続編創作 文化

三浦義明切り口に地元作家と

7月29日号

北図書館を駅前に移転

追浜地区再開発

北図書館を駅前に移転 経済

基本方針の策定は有隣堂

7月29日号

太陽光発電を積極推進

横須賀市

太陽光発電を積極推進 社会

公共施設にパネル設置

7月22日号

ピンクシャツで「いじめ根絶」

横須賀市

ピンクシャツで「いじめ根絶」 社会

全職員でメッセージ発信

7月22日号

あっとほーむデスク

  • 8月5日0:00更新

  • 7月29日0:00更新

  • 7月22日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2022年8月5日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook