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横須賀・三浦版 公開:2022年4月29日 エリアトップへ

横須賀発ご当地ラーメン 地場産小麦で中央3店が開発

経済

公開:2022年4月29日

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左上から時計回りに煮干そば平八、麺処まさる、横須賀中華KOMINE
左上から時計回りに煮干そば平八、麺処まさる、横須賀中華KOMINE

 横須賀の地場産食材をふんだんに盛り込んだ、新たなご当地ラーメン「三浦麺族」を横須賀中央エリアの3店舗が共同で企画。地元の魅力発信ツールとして、街や飲食店、生産者の活性化に繋げたい狙いだ。

 発起人は米が浜通にある「煮干そば平八」の三堀隆さん。横須賀を盛り上げる手段として、地元食材を使ったラーメンが出来ないかと以前から構想を描いていた。そんな中NPO法人三浦半島生物多様性保全が市内で小麦を生産していることを知った。「横須賀は海苔や魚、野菜など食材の宝庫。小麦粉が手に入ればその魅力をラーメンとしても発信できる」と三堀さん。呼びかけに若松町の「麺処まさる」と「横須賀中華KOMINE」が賛同した。

 共通ルールとして麺に横須賀産小麦を使用。スープは走水水源地の水と佐島の石川水産が製造した煮干出汁をベースとし、走水産の海苔や長坂にある安田養鶏場の鶏卵、チャーシューの代わりに佐島の海産物を具材に採用した。

 「平八」は力強い煮干の風味が特徴のスープと自家製細麺の上に、ふっくら焼き上げた鰯と半熟卵をトッピング。「まさる」はあっさり醤油ベースの煮干出汁に、自家製中太麺を採用。ツミレ状の鰯と板海苔、バラ海苔を盛り込み、風味豊かに仕上げた。「KOMINE」は白湯系スープに具材は別皿提供。しらす入りの玉子焼きや乾海苔のソースを和えたクロダイの中華から揚げなどで、味変も楽しめる。

 いずれも税込1千円で4月末までの販売予定(食材が無くなり次第終了)。「小麦の収穫量次第だが、今秋頃また企画できれば」と三堀さんは抱負を語った。

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