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横須賀・三浦版 公開:2024年7月12日 エリアトップへ

「コントラバスヒーロー」のタイトルで舞台や映像作品を手掛けている 地代所 悠さん 三浦市南下浦町上宮田在住 32歳

公開:2024年7月12日

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地代所 悠さん

ヒーローは合奏で融和する

 ○…三浦半島のご当地ヒーロー「コントラバスヒーロー」の仕掛人。主人公を演じる役者であり、舞台演出や特撮映像作品を手掛けるクリエイターでもある。実の顔はコントラバスを奏でるプロのクラシック奏者。マルチな才能を発揮して、表現の世界を縦横無尽に駆け巡っている。

 ○…「聞いて感じるヒーローショー」を標榜する。特定の人にしか聞かれていないクラシック音楽の現状を変えたい、と編み出したのがヒーローショーとの組み合わせ。「自由な表現活動を邪魔する謎の怪人たちから善良な市民を守る-」という根幹のストーリーは音楽家ならではの発想。とは言え、勧善懲悪の単純な構図に落とし込むことはしない。互いが音楽を通して意見を主張し合い、最後はアンサンブル(合奏)で融和と解決を図っていく。芸術・文化が日常に彩りを添えるだけでなく、争いを回避するための手段になるという揺るぎない信念を持っている。

 ○…実際のショーでは、自分の歌声以外は認めない傲慢なソリストが登場し、オーケストラの屋台骨の楽器となるコントラバスを携えたヒーローが振る舞いをいさめる場面がある。「後ろで支える人がいるからこそ、主役が引き立つ。どちらも欠くことのできない存在」。社会の構図を皮肉と風刺を効かせて伝えている。

 ○…「クラシック音楽の敷居を下げるためのヒーローショー」の目論見は大当たり。イベントのステージや幼稚園に呼ばれる機会が増え、高校吹奏楽部の演奏にゲスト出演するなど、活躍の場を広げている。今度の久里浜ペリー祭では、モノマネ芸人とのコラボで新境地に挑む。ヒーローショー×クラシックの掛け算は進化の途上にある。

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