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横須賀・三浦版 公開:2025年5月16日 エリアトップへ

大津諏訪神社の創建1200年を祝う「御柱祭」の運営委員長を務める 長森 修さん 横須賀市公郷町在住 57歳

公開:2025年5月16日

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長森 修さん

地域の一体感高める「御柱」

 ○…長野県の諏訪大社で古来より受け継がれている「御柱祭」を横須賀市大津で盛大に執り行う。何千人もの氏子たちが力を合わせて重さ数トンにもなる神木を運ぶ信州の伝統神事を大胆に持ち込んで、大津諏訪神社の創建1200年の節目を祝う。「曳子(ひきこ)たちが御柱を(神社境内に)建てるという一つの目的のためだけに地域の力を結集して綱を曳く」。11年前、大津の沿道に1万5千人を集めたプレ祭では若手を束ねるリーダーとして参画。今回は全体を切り盛りする代表として、あの時の熱気を再現させる。

 ○…信州の山林に何度も足を運び、長さ10m超の神木となるもみの木の伐採に立ち会うなど準備に時間と情熱を注いできた。発起人である宮司の体調不良により、開催自体が危ぶまれたが「地域の期待を裏切れない」と踏ん張った。総代世話人をはじめとする神輿会(諏訪十神連合)、町内会や観光協会との連携をより深め、1年の延長期間を経てなんとか実施に漕ぎつけた。

 ○…行動の原点は「地域愛」。大津諏訪神社とは、子どもの頃から祭りを通じて関わり続け「絆の確認や世代継承など、共同体としての価値観を自分の中で醸成してきた」。祭りは様々な意味や役割を内包しているが、「災害時などにふだんの近所づきあいが力を発揮する」。御柱祭もそのひとつであり、信頼関係や一体感を築くための装置とする考えだ。

 ○…土木工事を請け負う丸孝産業の代表。経営者としての忙しさがあっても「頼まれたことは断らない」という姿勢を貫く。11年前に境内に建てた下社(女性の神)の御柱の横に今回、上社(男性の神)の御柱を並べて「夫婦柱」にして祀る。大津の里に新たな歴史を刻む。

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