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横須賀・三浦 スポーツ

公開日:2026.07.03

世界へ飛び出す坂本兄弟 BMXレース 世界選手権へ

  • 保育園に通う次女の美麻さん(右)もレーサー。3兄妹で活動する

    保育園に通う次女の美麻さん(右)もレーサー。3兄妹で活動する

 自転車競技のBMXレースに情熱を傾ける兄妹が7月中旬、オーストラリア・ブリスベンで開催される世界大会に日本代表として初挑戦する。

 衣笠小に通う坂本侑太さん(6年)と麻都さん(3年)。ジュニアオリンピックでの表彰台入りや指定大会での優勝といった実績を積み上げ、出場権を手にした。強豪選手がひしめく世界の舞台で同世代のトップライダーたちを相手に、自分たちの「現在地」を確かめる。

 レースは、起伏に富んだ350〜400メートルのダート(土の)コースを一斉にスタートし、スピードを競う。ジャンプ中に選手同士が激しく接触する「空中戦」は格闘技のような激しさがあり、一瞬の判断が勝敗を分ける。「どこのラインを走るか、どうやって起伏をこなすかを頭で考えるのが面白い」と目を輝かせる侑太さん。そんな兄の背中を追うように麻都さんも競技を始めた。

 日常は練習漬けだ。放課後、母親の運転で「うみかぜ公園」に直行。2〜3時間集中してトレーニングを行い、帰宅後はレース動画を見直して、「スタートが遅ければ坂道で発進を練習し、脚力が足りなければ坂を上り続ける」と侑太さん。小学生とは思えない自己分析で技術を磨いている。週末は大会遠征や県外のコースに出向くなど、生活の中心にBMXがある。

 一方、活動を維持するための資金の確保といった現実的な課題もある。用具や遠征費用は自己負担。今回のオーストラリア遠征も、渡航費や滞在費を含め数百万円規模の費用が必要だという。現在は親族らがサポートしているが、活動規模が大きくなるにつれてシビアになってくるのは歴然。

 「金銭面だけで可能性の芽を摘むことは避けたい」と母親の智美さん。地域に力を貸してもらいたい、と先ごろ支援組織を発足。ユニフォームへのロゴ掲載などによるスポンサーを募っている。

 支援の受け付けは、坂本智美さん【メール】timber.20130303@gmail.com

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