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“書庫寺子屋”を居場所に 休校受け、有志が開放

社会

掲載号:2020年3月20日号

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寺子屋空紙堂で思い思いに過ごす子どもたち
寺子屋空紙堂で思い思いに過ごす子どもたち

 三崎の書庫「空紙堂(そらしどう)」を開放し、近隣に住む休校中の子どもたちに居場所を提供する取り組みが行われた。預け先に苦慮する共働きやひとり親世帯の不安を解消しようと、市内在住の藤臣(ふじおみ)美弥子さんによる無償ボランティア。先の見えない突然の長期休校に「少しでも地域の役に立てたら」と話している。

 「空紙堂」は、漫画家でイラストレーターの藤臣美弥子さんが、入船不動尊だった御堂をリノベーションして昨年7月に開いた古書の書庫。従来は本業の傍ら不定期でオープンしており、古本愛好家や足を休めに訪れた観光客らの姿がある。

 開放のきっかけとなったのは「急に学校が休みになり大変だと話す、子育てをしながら働く友人たちの声を聞いて」。普段から知人の子らを自宅で預かることが多かった藤臣さんは、何かできないかと急きょ“寺子屋空紙堂”と銘打った書庫の開放を決めた。今月5日・10日・13日・19日に限定してフェイスブックで利用希望者を募集。連日5人前後の子どもたちが集まっているという。

 「友だちや同世代に会えないのはストレス。機会をつくることで、気分転換になっていたら嬉しい」。新型コロナウイルス感染に注意を払いながら午前10時から午後4時まで開放。見守りのもとで子どもたちは持参した教材で自習や宿題をしたり、トランプで遊んだりと自由に過ごし、「とても楽しい」と好評だ。

 「学童や一時預かり施設ではないため、あくまで自己責任にはなるが、『用事を済ます間だけ』『仕事が終わる夕方まで』といった、図書館のように使えたら」と藤臣さんは趣旨を話した。

25日まで校庭開放

 三浦市教育委員会は、学校の臨時休業の長期化に伴う措置として、3月25日(水)までの平日午後2時から4時に限定し、小学校の校庭開放を行っている。子どもの健康維持とストレス解消が目的で、原則、在籍児童および近隣在住の幼児のみを対象。

 また、市教委は当初今月2日から春休みまでとした休業期間について、「今後の状況によっては、変更する場合もある」として動向を注視している。

    (3月17日起稿)

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