葉山町が1998年から2015年までの間に400万円を超える職員手当を過払いしていた問題で、葉山町議会は8日、地方自治法98条に基づく検査特別委員会を設置した。通称「98条委員会」と呼ばれるもので、今後全容解明に向けて審議を重ね、11月下旬に開会する町議会第4回定例会で報告する。
9月中旬の町議会決算特別委員会で問題が発覚。町が職員4人に対し、扶養手当や時間外手当など約436万円を余分に支給、14年度末までに約403万円は返納されたものの、時効が成立している約33万円は未納になっていることが判明した。同町議会は時効による欠損や関係書類がないことなどを問題視。同日に98条委の設置を賛成多数で可決した。名称は「職員給与の過支給に関する検査特別委員会」。委員長を伊東圭介氏(尚政会)、副委員長を横山すみ子氏(新葉クラブ)が務める。
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