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公開日:2026.07.03
逗子市、生ごみ搬入11月開始 葉山町クリーンセンターめぐり
逗子市と葉山町の生ごみを共同処理する予定で調整が進められている葉山町クリーンセンター(同町堀内)の工期延長などの一連の問題をめぐり、逗子市は2026年11月から生ごみの搬入を開始する方針を固めた。開始時期は当初の25年3月から1年8カ月後ろ倒しとなる見通し。市は26年度一般会計補正予算に関連事業費約8160万円を計上し、6月23日の市議会第2回定例会で可決された。
同事業は老朽化したごみ処理施設を建て替え、持続可能な資源循環型社会をめざすプロジェクト。両市町で生ごみ資源化の共同処理を行う計画だ。現在は葉山町単独での搬入・処理が先行している。
町・業者間、対立
同センターは25年8月から稼働しているが、当初の稼働開始時期である同年3月からの工期延長があったことや設計変更に伴う工事費用の増額を巡り、施工業者の共和化工(東京都)と葉山町の間で対立が続いている。共和化工側は7億円超の工事費増額を町に要求したものの、折り合いがつかないことから、同社は今年4月、神奈川県建設工事紛争審査会へ調停の審査を申請。正式な紛争解決手続きに入り、葉山町側も争う姿勢を示している。
今年5月、施設費用の不確定さなどを理由に生ごみの搬入を見合わせていた逗子市に対し、葉山町の山梨崇仁町長が直接桐ケ谷覚市長を訪ねて協議。施設の建設費が当初想定より約2600万円増の約5億800万円になることや、人口比などに基づく年間負担金(逗子市約4592万円、葉山町約3463万円)の割合で合意に達したため、今回の予算可決と11月開始の決定にいたった。
広域に影響
また、この2市町の遅れは、鎌倉市のごみ処理計画にも玉突きで影響を与えた。逗子市が葉山町へ搬入するはずだった生ごみを、当初は鎌倉市から受け入れて相殺する予定だったが、搬入見送りによって計画はストップ。鎌倉市が急きょ横須賀市へ生ごみの処理を依頼する事態となるなど、地域一帯を巻き込んだごみ処理体制の再構築が迫られていた。
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