逗子・葉山 コラム
公開日:2026.07.17
星座にまつわるエトセトラ 「トリフネとフライバイ」
フライバイ(Flyby)とは、宇宙探査機が目的の天体に衝突したり周回軌道に入ったりせず、その近くを通過し天体の表面や大気などを観測することです。今回、はやぶさ2がフライバイした小惑星の名前は「トリフネ」。これは、日本の神話に登場する神であり船でもあります。天鳥船(アメノトリフネ)は、「鳥のように速く進む、石のように硬い楠で作られた船」を意味するとされ、別名を鳥之石楠船神(トリノイワクスフネノカミ)といいます。伊耶那岐・伊耶那美神の子神で、建御雷神(タケミカヅチ)とともに国譲りの交渉に派遣され、事代主神を交渉の場に連れてきたとされています。小惑星トリフネの大きさは、長さ約800メートル、幅約400メートル。今回、はやぶさ2は、秒速約5キロメートルという高速で通過し、雪だるまの様なその姿を撮影することに成功しました。
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