逗子ロータリークラブの第58代会長に就任した 山本 由夫さん 逗子市沼間在住 70歳
奉仕の喜び胸に
○…逗子ロータリークラブの第58代会長にこのほど就任した。入会して12年で初の大役だ。「歴史あるクラブなので身の引き締まる思い。自分のできることを精一杯やっていきたい」。30代から90代まで、49人いるメンバーと共に、より良い奉仕の形を追求する。
○…藤沢市出身。22歳の時に結婚し、妻の実家がある逗子に移り住んだ。もともと警備関係の仕事をしていた経験を生かし、総合ビルメンテナンス業の株式会社オリーブを設立。以来、市内だけでなく東京や千葉、埼玉など首都圏を中心に業務を行っている。警察とのかかわりから、「警察官友の会」に誘われたのをきっかけに地域へ目を向けるように。現在は逗葉地区保護司会の副会長も務めている。「誘われると断れないタイプだから」と笑うが、根底にあるのは人のため、社会のために何かしたいという強い思いだ。
○…今年度も逗子市民まつりへの参加や、逗子海岸バレー大会の主催、逗子披露山庭園住宅内の梅林の手入れといった活動を行う。「披露山のハイキングコースを逗子開成の生徒たちと草刈りした時、『きれいになって楽しかった』と喜んでくれたのがとても嬉しかった」。普段交流する機会がない学生たちと一緒に汗を流せる。そんな場は他にないと胸を張る。「ロータリーの特徴は世界的な団体でありつつ、地域に根差した団体であること。独自の交換留学制度もあるので、より多くの人に知っていただけたら」
○…仲間と杯を交わすのが何よりの楽しみだ。自身の目標に会員増強を挙げるが、あくまで今のメンバーとの親睦を深めることで、楽しい雰囲気が伝わると信じている。「毎週例会を開いているので、飛び入りでも参加してほしい。真面目に楽しむのが何より大事」と笑顔で語った。
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