昨年、2年生ながらインターハイと国体で優勝した逗子開成高校ヨット部の国見有さん・金光浩志さんペア。2連覇を目標に見据え、練習に励んでいる。
2人は昨年8月、和歌山県で開かれた第59回全国高等学校ヨット選手権大会(インターハイ)に出場し、他を圧倒する走りを見せ、同校34年ぶりとなる優勝を果たした。
さらに、9月に行われた第73回国民体育大会で少年男子の部420級に出場し、ここでも優勝。ヨット部史上初となるインターハイと国体の2冠という偉業を達成した。
大会前の目標は優勝だったものの、実力に自信があったわけではなかったという2人。出場選手の多くは3年生で、経験豊富。同部が海に出られる機会は少なく、土日が中心で、平日は陸上にあげた船体を使った練習や筋力トレーニングを行っている。
内田伸一監督は「他の強豪校と比べると圧倒的に練習時間は少ない。その分、中身の濃い練習になるようを心がけています」と語る。国見さんは「日頃、先生から受け身ではなく、自分で考え行動するよう言われている。こうした日々の積み重ねが、本番で力を発揮できたと思う」と振り返る。
4月には3年生となり、全国のライバルから追われる立場になる。2人は「実力が試される年になる。しっかり練習して、2連覇したい」と笑顔で語った。
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