多摩区・麻生区 教育
公開日:2026.05.22
カドカワドリームズ 生田高校で出張レッスン ダンスの魅力 分かち合う
中原区に拠点を置くプロダンスチーム「KADOKAWA DREAMS」(カドカワドリームズ)のメンバーが県立生田高校(多摩区)を訪れ、ダンス部員らと交流する取り組みが4月中旬に実施された。当日はメンバーが部員らに振り付けを指導したり、全員で踊ったりして心を通わせた。
きっかけは、部長の内山萌笑(もえみ)さん(3年)が同チームのメンバーにメッセージを送ったこと。昨年の秋、同チームが出場するプロダンスの「Dリーグ」の試合を部員らと共に観戦し、そのパフォーマンスに魅了された内山さんが、市内の小中学校などでチームが出張体験会を開催していることを知り、「生田高校にも来てほしい」とSNSを通じて打診した。「生でダンスを見て、この方々に教えてもらえたら絶対に学びになると思った」と内山さん。さらに内山さんは、チームが担当していたラジオ番組の収録スタジオにも足を運んで思いを伝えると、チームから快諾の返事が届いた。
内山さんにとっては雲をつかむような話であったため、顧問の名和亮(あきら)教諭(36)に相談。詳細が確定するまでは水面下で調整を進め、部員には本番の約1週間前に伝えたという。サプライズの報告に、副部長の鈴木勇貴(ゆうき)さん(3年)は「聞いた時は夢かと思った」と当時の心境を明かす。
生徒の熱量に感動
そして当日、同校を訪れたカドカワドリームズのメンバーは、チームを象徴するダンス「シグネチャームーブ」を披露。その後、4つのジャンルに分かれて部員に振り付けを指導した。練習した振り付けを全体で合わせ、最後に全員で3分程度の曲を踊った。記念写真の撮影なども含めて約2時間、交流を深めた。
副部長の朝倉結菜(ゆいな)さん(3年)は「今まではテンポの良い振り付けを好んで踊っていたが、速ければ良いというわけでなく、どう見せるか、どう個性を表現するかが大切なのだと学べた」と話した。鈴木さんは、プロの「盛り上げ方」が胸に響いた。「うまく踊れずふさぎ込んでしまった時に『楽しもうよ』と、戸惑いが吹き飛ぶぐらい元気づけてくれた」と振り返り、「自分も大きな声で仲間を鼓舞して、良い空気をつくれるようなダンサーになりたい」と目を輝かせた。
3年生は、集大成となる引退公演を6月に控えている。内山さんは「発表などが近くなると、焦りもあって顔を曇らせることがあるけれど、部員皆がダンスの楽しさを思い出し、部全体が前向きになったと思う」と笑顔で話した。名和教諭は「貴重な機会をいただいた。この環境がありがたいということを生徒が感じ取り、準備などに誠実に取り組む姿が素晴らしかった。チームの方々も誠実に接してくださり、ダンスはもちろん、そうした部分でも良いお手本を見せていただいた」と謝辞を述べた。
今回はチームにとって市内の高校との初のコラボレーションとなった。リーダーのKISAさんは「熱心に取り組んでくれた。ふれたことのないジャンルでも挑戦してみようと一歩踏み出せる皆さんだった。熱量、好奇心、そしてコミュニケーション力の高さにも素晴らしさを感じた」と振り返った。今後の地域連携については「より多くの方にカドカワドリームズを認知してもらいたい。ダンスと音楽を通じて川崎を一緒に盛り上げ、川崎から世界へつなぎたい」と展望を語った。
ピックアップ
意見広告・議会報告
多摩区・麻生区 ローカルニュースの新着記事
コラム
外部リンク
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!












