新型コロナウイルス対策の一環で、逗子市と葉山町は、3月3日から25日(水)まで公立小中学校を臨時休校とした。校庭は開放されているが、子育て世帯は対応に苦慮している。こうした状況を受け、飲食店や市民が親子の負担軽減に向けた動きを始めている。
「逗子市立小学校では、登録制のふれあいスクールを平日の午後2時から5時まで実施している(保護者の同行不可)」。また葉山町では、平日午後1時から4時まで、校庭を使えるようにし、保護者が管理・引率のために同行することも可能とした。
いずれも、小中学生の自宅待機におけるストレス緩和や、親の負担軽減を狙ったものだが、長柄在住で小学生の子を持つ母親は「お昼の用意も大変。この先どう過ごせばよいのか」と戸惑った様子で話した。
弁当を配達
子どもたちの「昼食問題」に対し、飲食店や市民団体が手助けする取り組みを始めた。
「Seedling kitchen逗子」(逗子市逗子5の4の29)は、お子様ランチとお子様弁当を半額の320円で提供。通常は注文金額が5400円以上で行う配達を、逗子葉山エリア限定で1個から届けるサービスを開始した。初日から反応があり、ニーズの高さを実感しているという。平日限定で3月19日(木)まで。問い合わせは【電話】046・876・9878へ。
また、葉山町で「こども食堂」などの活動を行っている「はやま食卓プロジェクト」(清水明絵代表)も、食でサポートを行う。給食休止により行き場をなくした食材などを使った弁当を、数量限定100円で提供するという。
期間は3月6日(金)と9日(月)〜14日(土)。ホームページ【URL】https://kodomo.hayama-shokutaku.net/で予約を。問い合わせは【携帯電話】090・8809・1834清水さんへ。 (3月3日起稿)
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