逗子・葉山 教育
公開日:2022.07.22
逗子市立久木小
アサガオ栽培にエコ容器
プラフリーは「国内初」
逗子市立久木小1年の生徒たちが7月11日、恒例のアサガオ栽培学習を行った=提供写真。
例年と異なるのは、プラスチック製のプランターではなく、卵の殻を使用した「タマカラ」というエッグプランターを使用したこと。支柱も近隣の竹を使用し「プラフリー」の容器を作成した。こうした取り組みは全国でも珍しく、「環境対策や資源循環の学びと実践になった」と関係者は話している。
学びと実践両立
PTA美化委員の岸田直子さんによると、1年担当の大窪昌哉教諭が発起人となり、他の教諭や保護者、PTAサポーター、美化委員らがサポートした。
支柱に使用した竹は「三浦竹友の会」に協力を依頼。保護者宅裏山の竹林に子どもたちとともに入った。同会メンバーの平均年齢は70歳以上。保護者の間では、子育て世代が関わることで、活動を受け継ぎたいという思いも芽生えたとする。土の一部も美化委員が校内で作った草木コンポストの堆肥を混ぜ込んだ。
全国101万人の小1年が使うプラ製のアサガオ鉢と支柱のセット教材だけで、毎年50万トン余のCO2が排出されているという。岸田さんは「授業が終わったら捨てたり買い替えるのではなく、毎日使う学びの材料だからこそ大切に使うことができたら」と話している。
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