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逗子・葉山 社会

公開日:2022.11.04

中学生が主体の避難所設営
授業中を想定し初開催

  • 防災倉庫から運び出し、仕切りを立てた

 沼間小学校地区避難所設置運営訓練が10月28日と29日の2日間、沼間中学校で行われた。

 大災害発生時に、沼間小学校地区において住民主体で避難所を作り、運営ノウハウを共有して防災人材を育成することが目的。28日には、沼間中の全校生徒約240人が参加。学校運営中にマグニチュード7の地震が発生した想定で、生徒と教職員、避難所運営委員会が協力し、避難所設営を行った。

 生徒たちは校庭に避難した後、居住用のパーテーションを防災倉庫から取り出し、組み立て。初めての作業で苦戦しながらも、説明書を参考にしながら完成させた。その後、学年ごとに分かれて避難所受付の設置や発電機の起動、仮設トイレの設置などを行った。

 翌日は、避難所運営委員会が主体となり、中学生たちが設置した避難所で「運営訓練」を実施。避難者への説明やカード作り、炊き出しやボランテイア対応などきめ細かい対応を確認。実際に体験することで、学びを深めていた。同委員長の服部誠さんは「これを毎年続けることで、防災人材育成につながる」と手ごたえを話していた。

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